短期決戦の鬼!CSでMVPを受賞した選手5人。チームを勝利へ導いた立役者たち
2023/10/13
産経新聞社
石井義人(2012)
出身:埼玉県
投打:右投左打
身長/体重:178cm/85kg
生年月日:1978年7月12日
ドラフト:1996年ドラフト4位
横浜ベイスターズから埼玉西武ライオンズにトレードされ、2005年に活躍を見せた石井義人。読売ジャイアンツ時代にはチームを救うバッティングを見せた。
浦和学院高校出身の石井。3度甲子園出場を果たし注目を集めると、1996年ドラフトで横浜ベイスターズから4位指名を受け入団。
当初から打撃に定評はありながらも、守備に苦しんでいたことや、古木克明の加入もあり、横浜では出番に恵まれなかった。
トレードで西武に移籍すると、2005年に大ブレイク。同年から始まった交流戦では打率.400をマークし、交流戦初代首位打者を獲得した。その後も好調を維持し、打率.312・出塁率.391という好成績でシーズンを終えた。
2011年に戦力外通告を受けた石井は、トライアウトを経て翌年から巨人の一員に。代打の切り札として活躍を見せ続けると、2012年のCS第5戦、9回裏にサヨナラタイムリーを放った。負ければCS敗退の窮地を救うバッティングで、文句なしのMVPに選ばれた。