短期決戦の鬼!CSでMVPを受賞した選手5人。チームを勝利へ導いた立役者たち
2023/10/13
産経新聞社
呉昇桓(2014)
出身:韓国
投打:右投右打
身長/体重:178cm/92kg
生年月日:1982年7月15日
「石直球」と呼ばれたストレートで、強打者を次々とねじ伏せた選手が、阪神タイガースでプレーした呉昇桓だ。
サムスン・ライオンズではセーブ王のタイトルを幾度となく獲得し、韓国球界では無双の活躍を見せていた呉昇桓。2013年オフに阪神への入団が発表された。
入団初年度の2014年、阪神でも抑えの役割を任されると、64試合登板で防御率1.76・39セーブと圧倒的な成績を残し、セーブ王を獲得した。
さらに同年、広島東洋カープとのCSファーストステージ第2戦では9回表から3イニングにわたって登板し無失点に抑える大活躍。この試合を含めたシリーズ全6試合で登板し4セーブを挙げた呉昇桓がMVPに輝いた。
2015年も63試合に登板、41セーブを記録し2年連続でセーブ王に輝くと、翌年にはメジャーに挑戦。今年は日米韓通算で500セーブの偉業も成し遂げており、まだまだ現役として活躍し続けるのだろう。