短期決戦の鬼!CSでMVPを受賞した選手5人。チームを勝利へ導いた立役者たち
2023/10/13
産経新聞社
田中広輔(2016)
出身:神奈川県
投打:右投左打
身長/体重:171cm/86kg
生年月日:1989年7月3日
ドラフト:2013年ドラフト3位
2016〜2018年の広島東洋カープ3連覇の立役者である田中広輔。なかでも、2016年のCSで見せた活躍は異次元だった。
田中は東海大相模から東海大学に進み、大学4年の秋にリーグ戦で.375の打率を残した結果、首位打者を獲得。社会人での経験を経て、2013年ドラフト3位で広島に入団した。
即戦力としての期待を受けていたこともあり、1年目から110試合に出場。打率.292と十分な働きを見せると、翌年からショートのポジションを確固たるものにした。
2016年はフルイニング出場を果たしリーグ優勝に貢献すると、CSでは打率.833・出塁率.882という驚異的な成績を残し、シリーズMVPに輝いた。
2018年以降は不振に陥るシーズンもあり、かつてのような成績を残せていない。しかし、若手が多く躍動するチームの中で、田中は成績以外の面でもチームを支えている一人である。