まさかの“翻意”! 現役引退を撤回した歴代選手6人。プロ野球生活を継続した選手たち
2025/06/27 NEW
産経新聞社

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今シーズンも新戦力の台頭が随所に見られるなど、選手の入れ替わりが激しいプロ野球の世界。昨季も長らく球界で活躍を続けた選手たちが現役生活の幕を下ろしたが、過去には一度は現役引退を公表したものの、翻意する選手がいた。そこで今回は、現役引退を撤回した経験のある選手を紹介したい。
新庄剛志
出身:福岡県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/76kg
生年月日:1972年1月28日
ドラフト:1989年ドラフト5位
現役時代から球界を賑わせた選手が、現在は北海道日本ハムファイターズの監督を務めている新庄剛志だ。
新庄は西日本短大附属高校に入学すると、高校最後の夏に福岡県大会決勝戦でサイクルヒットを達成。甲子園には縁がなかったが、守備力の高さも評価されて阪神タイガースに入団した。
1992年から外野のポジションを掴み取ると、パンチ力のある打撃も披露しつつ活躍。ところが一転、1995年オフに「野球に対するセンスと能力がない」との発言で現役引退を示唆。
しかし、わずか2日後にこの引退宣言は撤回され、2000年オフにはメジャー挑戦のため海を渡った。
2004年からは日本ハムの一員となった新庄。現役最終年に日本一を達成し、まさに最高の形でユニフォームを脱いだ男だった。