まさかの“翻意”! 現役引退を撤回した歴代選手6人。プロ野球生活を継続した選手たち
2024/02/01
産経新聞社
タフィ・ローズ
出身:アメリカ合衆国
投打:左投左打
身長/体重:182cm/100kg
生年月日:1968年8月21日
独特なフォームと桁外れのパワーで、ファンに強烈な印象を残した助っ人がタフィ・ローズだ。
ヒューストン・アストロズ時代にメジャーデビューを飾ったローズ。1996年から近鉄バファローズの一員になると、入団初年度に打率.293・27本塁打という成績を残した。
その後も数多くのアーチを描き、2001年には当時のシーズン記録に並ぶ55本塁打を記録。近鉄の優勝に大きく貢献した。ただ、2003年オフに契約がまとまらず、読売ジャイアンツへ移籍することに。
巨人でも移籍1年目から45本塁打を放ち、両リーグでの本塁打王を獲得。見事な活躍を見せた一方、コーチ陣との衝突もあり2年で退団。2006年には現役引退の意向を示していた。
ところが、入団テストを経てオリックス・バファローズに加入すると、2年連続で40発以上のアーチを描く暴れっぷり。40歳を迎えた2008年には40本塁打・118打点をマークし、打点王にも輝いた。
外国人選手最多の通算464本塁打を放ったローズ。晩年までその打棒が衰えることはなかった。