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ドラフトでの不平等!? 逆指名制度で入団した名選手6人。希望球団入りを叶えた歴代スターたち

2023/10/20

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産経新聞社



(左から)広島・黒田博樹、巨人・髙橋由伸、中日・福留孝介

プロ野球 最新情報

2023年プロ野球ドラフト会議が10月26日に行われる。数々のドラマを生んできたドラフト会議だが、以前は希望する球団を宣言できる逆指名制度が存在した。1993年に導入され、自由獲得枠、希望入団枠制度と名称を変え、2006年まで存続した。そこで今回は、逆指名制度で入団した名選手を紹介したい。

 

 

髙橋由伸

巨人・高橋由伸

・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/87kg
・生年月日:1975年4月3日
・経歴:桐蔭学園高 – 慶応大
・ドラフト:1997年ドラフト1位
 
 天才的なバッティングで読売ジャイアンツのスター選手として活躍した高橋由伸。ドラフト時には動向に大きな注目が集まった。
 
 慶応大時代には3年春に三冠王を獲得。東京六大学リーグ記録となる通算23本塁打を放つなど、数々の輝かしい実績を残した。
 

 
 ヤクルトスワローズや西武ライオンズなど多くの球団が獲得を目指したが、高橋は巨人を逆指名。1997年ドラフト1位でプロ入りを果たした。
 
 ルーキーイヤーから打率.300、19本塁打、75打点と新人離れした成績を残すと、翌1999年にはベストナインを受賞。
 
 その後も中心選手として活躍を続け、2007年には打率.308、35本塁打、85打点の活躍で2度目のベストナインに輝いた。
 
 翌年以降は故障もありスタメンの機会を減らしたものの、代打の切り札として存在感を発揮。2015年には打率.278、5本塁打を記録しており、まだまだ活躍が期待されていたが、巨人の監督就任に伴い、同年限りで現役引退を表明した。

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