ドラフトでの”不平等”!? 逆指名制度で入団した名選手6人。希望球団入りした歴代スターたち
2024/10/25
産経新聞社
上原浩治
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/87kg
・生年月日:1975年4月3日
・経歴:東海大仰星高 – 大阪体育大
・ドラフト:1998年ドラフト1位
大学卒業後のメジャーリーグ挑戦も視野に入れていた上原浩治。その動向に注目が集まったが、読売ジャイアンツを逆指名し、NPBでキャリアをスタートさせた。
東海大仰星高時代には無名に近い存在だったが、大阪体育大でその名を全国に轟かせた上原。ドラフト時にはメジャー球団を含め複数球団が獲得を目指す中、最終的に逆指名で巨人入りを決断した。
ルーキーイヤーから20勝4敗、勝率.833、179奪三振、防御率2.09と圧巻の数字を残し、投手4冠(最多勝、最高勝率、最多奪三振、最優秀防御率)に加え、沢村賞を獲得。
その後はチームのエース格として活躍し、2007年にはクローザーに転向。同年に32セーブを挙げるなど、先発・リリーフともに多くの実績を残した。
2009年から海を渡ると、2013年にはボストン・レッドソックスの守護神を担い、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献。日米通算100勝100ホールド100セーブという唯一無二の数字を記録し、2019年に現役引退した。