プロ野球界に“激震”…ドラフト1位指名も入団拒否した6人。信念を貫いたスター選手たち
2024/10/25
産経新聞社
内海哲也
出身:京都府
投打:左投左打
身長/体重:186cm/92kg
生年月日:1982年4月29日
ドラフト:2003年ドラフト自由枠
長きにわたって読売ジャイアンツを支え、プロ通算135勝を挙げた内海哲也も、ドラフト1位での入団を断った選手である。
内海は敦賀気比高校のエースとして活躍し、世代屈指のサウスポーとして大きな注目を集めた。
また、祖父が元巨人の選手だった背景から、巨人への想いが強くなった内海。その想いとは裏腹に、オリックス・バファローズが内海をドラフト1位指名に踏み切った。
故・仰木彬の存在によって気持ちが揺れ動いたが、やはり入団を拒否。東京ガスでのプレーを経て、2003年ドラフト自由獲得枠で憧れの巨人入りを果たした。
入団後2年間は苦しんだが、2006年に初の2桁勝利を達成。2011年、12年は防御率1点台の好成績をマークする活躍を見せるなど、長きにわたり左腕エースとして巨人投手陣を牽引した。
しかし、2015年以降はけがもあり登板機会が減少。FA人的補償での移籍という出来事を経験した内海は、埼玉西武ライオンズで現役生活に別れを告げた。