一本釣りが“大成功”! 単独ドラフト1位指名で入団した現役野手6人。活躍続ける一流打者たち
2023/10/22
産経新聞社
森友哉
出身:大阪府
投打:右投左打
身長/体重:170cm/85kg
生年月日:1995年8月8日
ドラフト:2013年ドラフト1位
強打の捕手として注目を集めた森友哉も、ドラフトでは競合のなかった選手である。
大阪桐蔭で1年秋から正捕手を務めるなど、野球センスの高さは飛び抜けていた森。2年時には春夏連覇、同年の国体も制して3冠を達成。
高校通算で41本塁打を放つなど大きな注目を集めた中、埼玉西武ライオンズは単独1位指名で森の獲得にこぎつけた。
ルーキーイヤーからファームで打率3割を大きく超える数字を残していたため、7月に一軍初昇格。3試合連続本塁打の活躍を見せると、翌年は指名打者を中心に138試合に出場。西武打線に欠かせない存在となった。
その後は捕手としての出場機会も増え、2019年には初の首位打者を獲得(.329)。球界屈指の打てる捕手として名を馳せた。
FAでオリックス・バファローズに移籍した今季は、故障もありながら規定打席に到達して打率.294・18本塁打をマークした。若月健矢との併用ながら捕手としても役割を果たし、リーグ3連覇に貢献。その活躍ぶりはまさに一流選手と言えるだろう。