これぞ“神ドラフト”…巨人、ドラフト当たり年ランキングトップ5。平成以降で大成功したのは？
2023/10/24
産経新聞社
第3位：2003年
上位指名の選手が活躍した2003年ドラフト。指名選手は下記の7人だ。
自由獲得枠：内海哲也（東京ガス）
2位： 西村健太朗（広陵）
4位： 平岡政樹（徳島商）
5位： 岩舘学（東洋大）
6位： 山本賢寿（帝京大）
7位： 佐藤弘祐（東北）
8位： 南和彰（福井工大）
期待通りの活躍を見せたのが、社会人野球の東京ガスから入団した内海哲也。巨人の一時代を築いたエースだった。
内海は敦賀気比高校時代から注目を集める存在で、県内では「北陸のドクターK 」と呼ばれる存在に。2000年ドラフトでオリックスから指名を受けたが入団を拒否し、3年後の2003年に悲願の巨人入り。入団3年目に12勝を挙げると、2007年は最多奪三振（180個）のタイトルを獲得した。2桁勝利7回を含め、通算135勝を記録する活躍ぶりだった。
ドラフト2位入団の西村は、プロ8年目の2011年から大活躍。制球面で苦しむことが多く、安定した成績を残せないシーズンが続いていたが、同年は先発とリリーフの両輪を担い、2012・13年はリリーフで防御率1点台を記録。スコット・マシソン、山口鉄也とともに「スコット鉄太朗」の一員として日本一にも貢献した。