これぞ“神ドラフト”…巨人、ドラフト当たり年ランキングトップ5。平成以降で大成功したのは?
2023/10/24
産経新聞社
第2位:1995年
続いては第2位、1995年のドラフトを振り返る。指名されたのは、下記の6人。
1位:原俊介(東海大相模)
2位:仁志敏久(日本生命)
3位:清水隆行(東洋大)
4位:大場豊千(大宮)
5位:大野倫(九州共立大)
6位:小林聡(水戸農 )
巨人不動のセカンドとして長年活躍した仁志敏久。現在こそ吉川尚輝がレギュラーを担っているが、仁志が移籍して以降は二塁が長らく固定できなかったほど、欠かせない戦力として存在していた。
常総学院、早稲田大学で主力の働きをこなした仁志は、日本生命を経て巨人に入団。1997年よりパンチ力も秘めた正二塁手として躍動。リードオフマンの役割も担い、2桁本塁打8回、2004年にはキャリアハイの28本塁打を放った。
同時期に活躍したもう1人の選手が、アベレージヒッターの清水隆行である。入団2年目に打率3割を記録すると、3年目から2番打者として定着。2003年はけがの影響で苦しんだものの、ほとんどのシーズンで打率3割に近い成績を残し、ファンからの支持も厚い選手となった。