これぞ“神ドラフト”…阪神、ドラフト当たり年ランキングトップ5。平成以降で大成功したのは?
2023/10/24
産経新聞社
第2位:1998年
1998年ドラフトからは、レジェンド級の守護神と右のエースとして活躍する選手が生まれた。指名選手は、以下の5人だ。
1位:藤川球児(高知商)
2位:金沢健人(NTT関東)
3位:福原忍(東洋大)
4位:部坂俊之(東芝府中)
5位:寺田祐也(静岡)
ドラフト1位入団の藤川は、高知商業からドラフト1位で入団し、2000年に一軍デビュー。一軍登板を着実に重ねていき、2005年に自己最多となる80試合登板を果たした。同年は53ホールドポイント、防御率1.36という成績を残した。
さらに、2007年から不動の守護神として君臨。2007年と2012年にセーブ王を獲得した。日米通算245セーブを挙げた藤川は、まさにドラフト1位にふさわしい選手だったと言えるだろう。
先発の軸としても活躍したのが福原だ。広陵高校から東洋大学を経由して入団し、新人ながら2桁10勝を記録。その後は活躍できないシーズンもあったものの、2006年には12勝・防御率2.09をマーク。2012年からは中継ぎに転向し、4年連続50試合以上に登板。長きにわたって阪神を支えた。