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最強はどこだ! ドラフト1位出身地ランキング。過去10年間のドラ1輩出が多い都道府県は?

2023/10/25

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産経新聞社



第1位:兵庫県(14人)

阪神・近本光司
 
 過去10年、もっとも多くドラフト1位を多く輩出した都道府県は、“甲子園のお膝元”でもある兵庫県だ。以下が選手14名の一覧である。
 
野間峻祥(2014年入団・広島)
中村奨吾(2014年入団・ロッテ)
桜井俊貴(2015年入団・巨人)
原樹理(2015年入団・ヤクルト)
近本光司(2018年入団・阪神)
小園海斗(2018年入団・広島)
甲斐野央(2018年入団・ソフトバンク)
松本航(2018年入団・西武)
辰己涼介(2018年入団・楽天)
佐藤直樹(2019年入団・ソフトバンク)
小深田大翔(2019年入団・天)
平内龍太(2020年入団・巨人)
佐藤輝明(2020年入団・阪神)
大勢(2021年入団・巨人)
 

 
 2018年のドラフト1位指名選手には、兵庫県出身者が5名も名を連ねた。ここまで同じ都道府県の選手が一度に1位指名を受けるのは、非常に珍しいことではないだろうか。
 
 上記14人の卒業高校を見てみると、報徳学園、東洋大姫路、社、神戸国際大付などが代表的な卒業校となっている。中でも小園海斗はバッティングだけでなく、広い守備範囲と強肩で甲子園を沸かせた一人だ。
 
 読売ジャイアンツの抑えを務める大勢や、阪神タイガースの佐藤輝明は大学からプロ入り。また、近本光司と小深田大翔は大阪ガスから、佐藤直樹はJR西日本からといったように、社会人から入団した選手も数多い。
 
 一方、上記14人の中で唯一、兵庫県以外の高校に進んだ選手が中村奨吾だ。中村の父が天理高校のOBだったこともあり 、中村自身も天理高校への進学を決断。その後は早稲田大学で4年間を過ごし、ドラフト1位でロッテへの入団を果たした。
 
 ここまで、ドラフト1位を多く輩出した都道府県について紹介してきた。やはり都市部が多い結果にはなったが、果たして今年のドラフトではどういった結果になるのか、運命の一日まで時が迫っている。

 

 

 
【了】

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