まさかの指名漏れ…無念のドラフト会議を経験した有力候補6人。プロの壁に阻まれた歴代選手たち
2023/10/27
産経新聞社
藤岡裕大
出身:岡山県
投打:右投左打
身長/体重:178cm/77kg
生年月日:1993年8月8日
ドラフト:2017年ドラフト2位
千葉ロッテマリーンズに欠かせない存在となっている藤岡裕大。現在はプロの世界で活躍しているが、一度は指名漏れを経験している選手だ。
藤岡は、岡山理大付高校で1年夏からベンチ入り。ただ、甲子園出場は果たせず亜細亜大学に進んだ。大学では3年秋に首位打者(.380)を獲得し、リーグ戦通算100安打にも到達。2年時から大学日本代表にも名を連ねていた。
上位指名も有力視されていたが、まさかの指名漏れとなり、トヨタ自動車でプレーを続けることになった。
腐ることなくプレーし続けた結果、大学に続いて社会人でも代表入り。その活躍が認められ、2017年ドラフト2位でロッテから指名を受け、念願のプロ入りを果たした。
プロ1年目から正遊撃手として活躍。昨季はけがに苦しみ出場機会を大きく減らしたが、今年は93試合出場ながら打率.277をマーク。クライマックスシリーズ(CS)では、敗退危機の最終回に起死回生の3ラン本塁打を放ち、チームをファイナルステージ進出に導いた。