4年後はドラフトの“目玉”に!? プロ志望届を提出しなかった逸材6人。別の進路に進む選手たち
2023/10/30
産経新聞社
湯田統真
・所属:仙台育英
・ポジション:投手
・投打:右投左打
仙台育英の強力投手陣の一角を担い、最速153キロを誇る湯田統真。プロ注目の存在だったが、プロ志望届を提出せず大学進学を予定している。
高校2年夏に公式戦デビューを果たした湯田。同夏は背番号「18」を背負い、甲子園を含め計5試合に登板。全国制覇の原動力となった。
2年時で140キロ後半を計測していた直球は、3年時には最速153キロを記録するなどさらにレベルアップ。3年春の選抜甲子園では3試合登板で11回を無失点に抑える好投で、チームをベスト4に導いた。
さらに同夏の宮城県大会では準々決勝・東北高戦で9回12奪三振の完封勝利をマーク。甲子園優勝こそ逃したが、聖地では全6試合に登板し、準優勝の立役者となった。
進路に大きな注目が集まっていたが、プロ志望届は提出せず、大学への進学が濃厚とみられる。すでに高い完成度を誇るだけに、4年後のドラフト1位が期待できる逸材だ。