悔しいドラフト会議に…2023年は指名漏れとなった逸材6人。吉報が届かなかった有力候補たち
2023/10/29
産経新聞社
蒔田稔
・所属：明治大
・ポジション：投手
・投打：右投右打
大学日本代表に名を連ね、名門・明治大で主戦投手を務める蒔田稔。悔しいドラフト指名漏れを経験した。
九州学院時代は甲子園出場こそ果たせなかったが、3年夏にはエースとして熊本県大会準優勝に貢献。明治大では2年秋からリーグ戦に登板すると、3年春には9試合登板、4勝1敗、防御率1.90の好成績を残し、ベストナインに輝いた。
状態を落とすシーズンもあったが、主戦投手として活躍し東京六大学3連覇の原動力に。4年時には大学日本代表にも選出され、評価を高めた。
今秋も抜群の安定感を誇り、最優秀防御率のタイトルも手中に。ドラフト指名が期待されたが、吉報は届かず。上田希由翔（ロッテ1位）、石原勇輝（ヤクルト3位）、村田賢一（ソフトバンク4位）といったチームメイトが支配下指名を受ける中、悔しい思いをした。
今後は社会人野球でプレーを継続する意向を見せており、2年後のドラフト指名に期待がかかる。