【結果速報】阪神、オリックスを圧倒し先勝! 打線8得点&完封リレー、38年ぶり日本一へ好発進|日本シリーズ2023
2023/10/28
産経新聞社
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「SMBC日本シリーズ2023」第1戦(4戦先勝)、オリックス・バファローズ対阪神タイガースの試合が28日、オリックス本拠地の京セラドーム大阪で開催。投打に圧倒した阪神が8-0で先勝。日本シリーズ初戦の軍配を上げた。
阪神・村上頌樹、オリックス・山本由伸と今季のプロ野球界を牽引した両エースが先発マウンド。村上は4回までパーフェクトピッチングを披露すると、一方の山本も要所を締めた投球。4回には無死一、二塁のピンチを抑え、先制点は許さない。
試合が動いたのは5回、阪神は先頭の5番・佐藤輝明が安打と盗塁でチャンスメイクすると、1死三塁からスタメン抜擢の7番・渡邉諒が詰まりながらもセンターへの先制タイムリー。さらに2死一、二塁の場面で1番・近本光司の右中間を破る適時三塁打、続く中野拓夢も三遊間を破り、一挙4得点のビッグイニングを作った。
続く6回も阪神打線の勢いは止まらない。2死一、三塁から8番・木浪聖也、9番・坂本誠志郎が連続適時打を放ち、オリックス・山本をノックアウト。さらに投手の代わり端をとらえて1点を加え、大量7点リードとした。
4点のリードをもらった阪神・村上はその裏、先頭の4番・森友哉に天井直撃の二塁打を許すなど1死一、二塁のピンチを背負った。しかし、後続を二飛、三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けると、以降もスコアボードにゼロを並べ続け、7回を投げ切った。
その後、阪神打線は9回にも1点を追加。一方の投手陣は8回を加治屋蓮、9回を岩貞祐太が三者凡退に抑え、8-0で完勝を飾った。
【了】