大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



かつての輝きは見られる…?昨オフ戦力外通告を受けた大物6人。新天地で復活を目指す選手たち

2024/05/16

text By

photo

産経新聞社



薮田和樹


・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/84kg
・生年月日:1992年8月7日
・経歴:岡山理大付高 – 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト2位
 
 2017年に15勝を挙げ、最高勝率のタイトルを獲得した薮田和樹。しかし、その後は思うような結果を残せず、昨オフに非情宣告を受けた。
 
 亜細亜大から2014年ドラフト2位で広島東洋カープに入団した薮田。プロ2年目の2016年には中継ぎを中心に16試合に登板し、防御率2.61と飛躍の兆しを見せた。
 

 
 翌2017年はリリーフ要員として開幕一軍入りすると、シーズン途中に先発へ配置転換。同年は38試合(129回)を投げ、15勝3敗3ホールド、勝率.833、防御率2.58の好成績で最高勝率のタイトルに輝いた。
 
 さらなる飛躍が期待されたが、翌年以降は制球難に苦しんで大きく低迷。2020年は28試合に登板したが、防御率4.60に終わるなど信頼を取り戻すことはできなかった。
 
 昨季はわずか3試合の一軍登板にとどまり、ファームでも防御率5点台と低調な結果に終わり、オフに戦力外が通告された。
 
 その後、12球団からの獲得オファーはなかったが、ファーム新規参入球団のオイシックス新潟アルビレックスBCへ入団。ここまで先発として防御率2点台を記録するなど、まずまずの結果を残している。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!