球団側に“怒り”も…プロ野球、契約更改を保留した6人。フロントとの”銭闘“を経験した選手たち
2024/02/26
産経新聞社
関本健太郎(賢太郎)
出身:奈良県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/96kg
生年月日:1978年8月26日
ドラフト:1996年ドラフト2位
まさかの理由で保留を選択した選手が、阪神タイガース一筋でプレーした関本健太郎(賢太郎)である。
天理高では3年時に甲子園出場も果たし、高校通算20本塁打を記録。ドラフト2位という高い評価を受け、阪神に入団した。
スラッガーとしての活躍を期待された一方、プロの世界で長打力を発揮できない期間が続いた。しかし、2002年に出場機会を増やして飛躍のきっかけをつかむ。
スラッガーとしての活躍が期待された一方、プロの世界では長打力を発揮できない期間が続いた。しかし、2002年に出場機会を増やして飛躍のきっかけをつかむ。
プロ8年目を迎えた2004年、サードやファーストで出番を獲得し、110試合出場で打率.316をマーク。2006年には規定打席に一歩届かなかったが、打率.301を残した。
その年の契約更改では、担当者があくびをしたことを理由にサインせず保留を決断。関本本人は後に謝罪したが、2回目の交渉では1回目の提示額を大きく上回る金額を提示され、思わぬ形で年俸アップを勝ち取ることとなった。
【了】