若き侍ジャパンの中心に!? アジアプロ野球チャンピオンシップの注目選手5人
2023/11/15
産経新聞社、Getty Images
牧秀悟
出身:長野県
投打:右投右打
身長/体重:178cm/95kg
生年月日:1998年4月21日
ドラフト:2020年ドラフト2位
今大会の選出メンバーで、唯一WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場したのが、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟である。
牧は松本第一高校から中央大学に進学。3年春のリーグ戦では首位打者を獲得、日米大学選手権の代表にも選ばれるといった実績を評価され、2020年ドラフト2位で横浜に入団した。
オープン戦で一定の成績を残し、新人ながら開幕戦に3番で出場。そこから牧の快進撃が始まり、令和初のサイクルヒット達成、球団新人安打記録の更新など、ルーキーとは思えないパフォーマンスを発揮。新人年を打率.314・22本塁打の成績で終えた。
昨年は打率こそ3割を下回ったが、2年連続で20本塁打以上を放つなど、主軸として欠かせない存在に。その活躍が評価されWBC日本代表に選ばれると、同大会でも2本のアーチを描いた。
今季も打棒を発揮し164安打、本塁打29本、103打点の大活躍を見せ、自身初となる打点王、最多安打のタイトルを獲得した。年々進化を続ける牧は、実績十分の若手として周囲を引っ張る存在になるだろう。