どん底からの“返り咲き”…戦力外通告から這い上がった現役5人。構想外→他球団で活躍の選手たち
2023/11/24
産経新聞社
茶谷健太(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/90kg
・生年月日:1998年1月16日
・経歴:帝京三高
・ドラフト:2015年ドラフト4位
今季は4番打者に抜擢されるなど、自己最多の79試合に出場した茶谷健太。戦力外通告を経て、新天地で飛躍の足掛かりを掴んでいる。
帝京三高では「4番・投手」として活躍し、2015年ドラフト4位で内野手として福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒2年目の2017年に一軍デビューを飾り、プロ初安打を記録した。
しかし、その後は出場機会を得られず、2018年オフに戦力外通告を受け、育成契約を打診された。
それでも、環境の変化を求めて退団を選択。千葉ロッテマリーンズと育成契約を締結した。2019年は二軍で打率.271、6本塁打、48打点をマークし、同年オフに支配下へ復帰。
2022年には一時遊撃のレギュラー格を担い、57試合に出場した。今季はプロ入り初めて開幕一軍入りすると、内野の全ポジションでスタメン出場を経験。
5月にはプロ入り初となる4番としてスタメン起用された茶谷。最終的に79試合に出場し、打率.284の好成績を残した。来季はさらなる飛躍が期待される。
【了】