FA流出がきっかけに!?他選手の移籍を機にレギュラーへ定着した6人。チャンスを掴んだ選手たち
2023/11/27
産経新聞社
古賀悠斗
・投打:右投右打
・身長/体重:174cm/86kg
・生年月日:1999年9月10日
・経歴:福岡大大濠高 – 中央大
・ドラフト:2021年ドラフト3位
今季は自己最多の100試合に出場した古賀悠斗。正捕手を担っていた森友哉のFA移籍により、一気に出場機会を増やした。
福岡大大濠高時代には、3年春の甲子園で8強入り。最後の夏は甲子園に出場できなかったが、高校日本代表に選出された。
高校卒業後は中央大学に進み、2年春から正捕手に定着。強肩強打の捕手として高い評価を受け、2021年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団した。
ルーキーイヤーの昨季は26試合に出場し、打率.155、盗塁阻止率.000と攻守に苦しんだが、森がFAで抜けた今季は、柘植世那、岡田雅利など故障者も続出。古賀が多くの出場機会を得た。
最終的にチームの捕手では最多となる100試合に出場。攻守に前年を上回る働きを見せ、特に守備面では12球団トップの盗塁阻止率.412をマーク。
今オフには「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の日本代表に選出。正捕手には坂倉将吾(広島)が起用されたが、韓国代表との決勝戦ではタイブレーク制の延長10回に代打起用され、サヨナラ勝利に繋がる犠打を成功。印象的な活躍で優勝に貢献した。