FA流出がきっかけに!?他選手の移籍を機にレギュラーへ定着した6人。チャンスを掴んだ選手たち
2023/11/27
産経新聞社
西川龍馬
・投打:右投左打
・身長/体重:176㎝/80㎏
・生年月日:1994年12月10日
・経歴:敦賀気比高‐王子
・ドラフト:2015年ドラフト5位
正中堅手・丸佳浩のFA流出を機に外野手に転向した西川龍馬。見事に丸の穴を埋める活躍を見せ、今オフは自身がオリックス・バファローズへのFA移籍を決断した・
2015年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。ルーキーイヤーから62試合に出場するなど、卓越した打撃技術で頭角を現した。
2018年には三塁のレギュラー格となり、107試合出場で打率.309(規定未満)、6本塁打、46打点の好成績を記録。
その後、三塁守備の不安定さに加えて丸がFA移籍したこともあり、翌2019年は外野にコンバート。同年は正中堅手に定着すると、初めて規定打席をクリアし、打率.297、16本塁打、64打点と高水準の数字を残した。
以降は故障に泣かされたシーズンもあったが、打線を牽引する存在に成長。2022年は規定打席未達ながら、打率.315、10本塁打、53打点と傑出した数字を残すと、今季はリーグ2位の打率.305をマークした。
来季からはオリックスに活躍の場を移す西川。パ・リーグの舞台でも持ち前の打棒を発揮できるか、注目が集まる。