FA流出がきっかけに!?他選手の移籍を機にレギュラーへ定着した6人。チャンスを掴んだ選手たち
2023/11/27
産経新聞社
嘉弥真新也
・投打:左投左打
・身長/体重:172cm/70kg
・生年月日:1989年11月23日
・経歴:八重山農林高 – ビッグ開発ベースボールクラブ – JX-ENEOS
・ドラフト:2011年ドラフト5位
森福充彦のFA移籍によりチャンスを掴み、ブルペンの一角に食い込んだ嘉弥真新也。6年連続で50試合以上に登板するなど、大きな貢献を見せた。
2011年ドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ2年目には40試合に登板し、防御率2.32をマークしたが、2015年は16試合登板で防御率4.20。翌2016年は5試合の登板にとどまるなど、苦しい時期を過ごした。
それでも、同年オフにサイドスローに転向。さらに、対左打者のワンポイントリリーフとして活躍した森福がFA移籍したこともあり、翌2017年は登板機会が大きく増加。58試合に登板し、16ホールドポイント(2勝14ホールド)、防御率2.76の好成績を残した。
さらに、2018年は自己最多の67試合に登板し、27ホールドポイント(2勝25ホールド)、防御率2.45と安定した数宇をマーク。
その後も貴重な中継ぎ左腕としてブルペンを支え、2022年には56試合登板で防御率0.99と抜群の安定感を誇った。
しかし今季は、前年の半数以下となる登板数にとどまり、防御率は5点台と低迷。オフにはまさかの戦力外通告を受けた。来季は東京ヤクルトスワローズでプレーすることが決定。復活を遂げ、古巣を見返したいところだ。
【了】