【ベースボールチャンネル独自採点】4月10日 横浜DeNA対東京ヤクルト戦
4月10日、横浜DeNA対東京ヤクルト3回戦は6-5で横浜DeNAが勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/04/10
採点基準
8 シーズンに1試合あるかないかの活躍
7.5 突き抜けた活躍
7 勝利貢献度上
6.5 勝利貢献度中
6 勝利貢献度小
5.5 活躍した選手
5 可もなく不可もない
4.5 足を引っ張った
4 敗戦につながるミス
3.5 退場など試合を壊す
さらに現地取材の内容を加味します。
東京ヤクルトスワローズ
(中)坂口5.5
評 対左投手でも苦にすることなく2度の出塁。1番打者としての役割を果たした。
(三)川端5.5
評 2安打2打点活躍。8回表、一塁走者としてアウトカウントを勘違いして飛び出したミスはマイナス評価。
(二)山田4.5
評 凡打内容が悪いわけではなかったが、結果で足を引っ張った。4打席のうち1本でもヒットが出ていれば、試合展開は大きく変わっていただろう。
(一)畠山5.0
評 まったく快音が聞かれず。守備面でもやや不安を残した。
(左)バレンティン5.5
評 9回表に一矢報いる二塁打を放ち、反撃ムードを作った。
(右)雄平5.5
評 2安打で好機を演出した。どんな打席でも迷いなく振る姿勢は今後にも生きてくる。
(遊)谷内6.0
評 3安打1本塁打3打点。9回表の追撃本塁打は、今後の山﨑との対戦を楽にするだろう。限りなく6.5に近い評価。
(捕)中村5.0
評 攻守とも光るところはなかった。
投手
原樹 4.5
評 1回の3失点後、何とか粘りを見せていたが、コントロールが甘さが最後まで修正されなかった。
秋吉 5.5
評 2点を返した後の3者凡退は試合の流れを引き寄せた。
村中 5.0
評 走者を出しながら無失点。こういう投球を続けていれば、おのずとチャンスは広がっていく。
ルーキ5.0
評 中軸を3人でしっかり抑えた。
ペレス5.5
評 リズムよく相手の攻撃を抑えた。点差はあったが、ルーキの好投をつなげ9回表の反撃態勢を作った。
真中監督 5.0
評 動かない采配が、今日は流れを呼ぶこむことにはつながらなかった。
途中出場
田中――
今浪――
森岡――
上田――
横浜DeNAベイスターズ
(中)桑原7.0
評 1回裏、先発・原樹の初球をフルスイングして二塁打にした。前日にいい勝ち方をしていたチームに勢いをつなげた先制攻撃だった。全4打席すべてに出塁して2安打。ヒーローにはならないが、今日のマンオブザマッチ。
(二)石川6.5 初回のバント(失敗)には驚いたが、追加点となる2点適時三塁打。守備面でも2度の好プレーで投手陣を救った。
(右)井手6.5
評 先制打は相手の前進守備を見越しての技ありの一打。2安打2打点の活躍で打線を活発にさせている。
(左)筒香6.5
評 1打席目、カウント3ボールから左翼スタンドへの2点本塁打は見事というほかない。日本人にはなかなかできない芸当だった。また、5回表の守備では、川端の左中間適時打を破らせなかったのは隠れた好プレー。
(一)ロペス5.5
評 前日の勢いに乗って1打席目に1安打。調子が上がってきた。
(遊)倉本 5.0
評 特に印象に残るプレーはなく、攻守ともに無難にこなしていた。
(三)白崎 5.0
評 8回表の失策は次打者の併殺に助けられたが、一番やってはいけないプレーだった。
(捕)戸柱 6.0
評 打席では1安打のみだったが、石田、田中のワンバウンドの変化球をすべて止めた。低めが生命線の投手をキャッチングでうまくリードした。
投手
石田 6.0
評 6回2失点で今季初勝利。5回の2失点でスタミナ面が心配されたが、6回をきっちり抑えたのは立派だった。
藤岡 5.5
評 4点差の中で相手に隙を与えなかった。
田中 6.0
評 左打者だけでなく、その後の右打者をきっちりと抑えた。勝利の方程式のピースとして、大きな信頼をつかんだピッチングだった。
三上 5.0
評 せっかくのバースデー登板だったが、2安打を浴びて降板した。次に奮起したい。
山﨑 5.5
評 調整不足か、制球が定まらず3点を浴びた。ただ、その後をきっちりと抑えたピッチングは圧巻だった。
ラミレス監督 6.5
評 初回の先制機で送りバントのあと、石川を強攻させた。継投面では結果的に三上の不調に泣いたが、石田を1イニング引っ張り、田中は8回に登板させるなどシーズンを通してのマネジメントがみえた。
<途中出場>
乙坂――
荒波――