会場が騒然!? 2023年ドラフト会議でサプライズ指名を受けた6人。プロ入りを叶えた選手たち
2023/11/22
産経新聞社
佐倉侠史朗
・ポジション:内野手
・投打:右投左打
・生年月日:2005年11月3日
・経歴:九州国際大付
高校1年時から全国の舞台を経験するなど、大きな注目を集めていた佐倉侠史朗。ドラフト上位候補にも挙がっていたが、まさかの育成指名となった。
九州国際大付では1年秋から主軸を担うと、同秋は公式戦で5本塁打を放つなど、強烈なインパクトを残した佐倉。佐々木麟太郎(花巻東)、真鍋慧(広陵)と並んで“高校BIG3”と注目を集めた。
2年春に甲子園デビューし、本塁打こそなかったが、打率.364(11打数4安打)の好成績。同夏にも聖地の土を踏むと、主将として臨んだ今夏も、福岡県大会で打率.435(23打数10安打)と打線を牽引し、チームを甲子園出場に導いた。
高校通算31本塁打を誇る強打者として、支配下指名が期待されていた佐倉。しかし、ドラフト会議では福岡ソフトバンクホークスから育成3位指名。
同じスラッガーとして注目された真鍋は指名漏れを経験するなど、一塁を守る高校生スラッガーは軒並み厳しい評価を受けた。持ち前の打撃でアピールし、早期の支配下登録が期待される。