会場が騒然!? 2023年ドラフト会議でサプライズ指名を受けた6人。プロ入りを叶えた選手たち
2023/11/22
産経新聞社
谷口朝陽
・ポジション:投手/内野手
・投打:右投右打
・生年月日:2004年4月3日
・経歴:広陵‐徳島インディゴソックス
埼玉西武ライオンズから育成2位指名を受けた谷口朝陽。最速153キロの本格派右腕として注目されていたが、西武は内野手として指名した。
広陵高時代は3年春にエースナンバーを背負ったが、同夏はメンバー外に。チームも広島県大会の3回戦で敗れるなど、高校時代は思うような成績を残せなかった。
高校卒業は四国アイランドリーグPlus・徳島インディゴソックスに進むと、高卒1年目からリーグ戦に登板。最速153キロを計測するなど光るものを見せたが、登板はわずか3試合にとどまった。
また、入団当初は二刀流に挑戦し、遊撃守備にも取り組んでいたものの、野手として公式戦に出場することはなかった。
そんな中、迎えたドラフト会議では西武が育成2位で野手として指名。ほとんど実績がない野手での指名となり、多くのファンを驚かせたが、抜群の身体能力と将来性を買われての指名となった。今後、どのような成長を遂げるか楽しみな存在だ。
【了】