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ソフトバンク松田宣浩が2016年鷹打線のポイント。5番、李大浩の穴を埋められるか

ソフトバンクが先日のオリックス戦で初の連勝。ようやく打線にエンジンがかかってきた。その原動力はやはり松田だ。

2016/04/12

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ロッテ戦で打線に火がついた

 こんな展開は予想していなかった。オープン戦を8勝4敗3分勝率.667で終え、開幕を迎えたソフトバンク。開幕黒星は昨季同様のため「まぁ、これからだろう」などと考えていたファンも少なくはないはず。それが、開幕から4カードすべて勝ち越せずに5位に低迷。この状況を打破する「熱男」の奮起が待たれた。

 4カード11試合を終え、楽天1勝1敗1分、西武1勝1敗、日本ハム1勝2敗、ロッテ2敗1分。いずれも初戦には勝てていない。

「目の前の1カードずつを勝ち越していく。その積み重ねが大切」と工藤公康監督の基本的な戦い方は今季も変わらない。その“積み重ね”がなかなか難しい。多少投手陣が乱れても、強力打線がそれをカバーできるのが強みであったが、それもうまくはいかない。

 4月7日(木)ロッテ戦、今季初勝利をかけてマウンドに臨んだエース・攝津正。しかし、4回1/3を投げて7失点の大乱調(試合は17対8で敗戦)。その後、2軍降格となった。それでも、この試合は15安打8得点をあげた。リリーフ陣を含めた投手の踏ん張りに欠けたが、これまでの試合とは異なり、先発全員安打を記録。15安打ならもう少しつながりを見せて得点してほしいところではあったが、ただでは終わらない意地を見せた。

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