去就はどうなる? プロ野球、今オフにFA宣言を決断した6人。FA権を行使した一流選手たち
2023/11/17
産経新聞社
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2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
山川穂高
・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/103kg
・生年月日:1991年11月23日
・経歴:中部商 – 富士大
・ドラフト:2013年ドラフト2位
今季は、自らの不祥事によりシーズンのほとんどを棒に振ったが、故障者特例措置でFA権を取得した山川穂高。今オフの動向に最大の注目が集まったと言っても過言ではないだろう。
2013年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団。プロ入り後はしばらく結果を残せなかったが、プロ3年目の2016年に49試合出場ながら14本塁打を放った。
2018年には打率.281、47本塁打、124打点と傑出した数字を残し、本塁打王に加え、最優秀選手(MVP)を戴冠。翌2019年も43本塁打を放ち、2年連続で本塁打王に輝いた。
2022年には本塁打と打点の打撃2冠を獲得。今季は開幕前に行われた第5回WBC日本代表に選出されるなど、球界を代表するスラッガーに君臨した。
ところが、今年5月にプライベートで不祥事が発覚。以降は公式戦の出場がなかったが、特例措置によりFA権を取得した。動向が注視される中、国内FA権の行使を決断。複数球団が獲得に乗り出すと見られ、今後も去就に注目が集まる。