去就はどうなる? プロ野球、今オフにFA宣言を決断した6人。FA権を行使した一流選手たち
2023/11/17
産経新聞社
松井裕樹
・投打:左投左打
・身長/体重:174cm/74kg
・生年月日:1995年10月30日
・経歴:桐光学園高
・ドラフト:2013年ドラフト1位
球界屈指のクローザーに君臨する松井裕樹は、海外FA権を行使しメジャーリーグへの移籍を目指している。
桐光学園高時代には、2年夏の甲子園で大会史上最多の10者連続奪三振と1試合22奪三振をマーク。3年時は聖地の土を踏めなかったが、ドラフト会議では5球団が1位指名で競合。抽選の結果、東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が決まった。
ルーキーイヤーは主に先発として起用されたが、翌2015年からクローザーに転向。同年は63試合に登板し3勝2敗33セーブ、防御率0.87と傑出した数字を残した。その後も守護神を担い、2019年に最多セーブ(38個)のタイトルを獲得。
2022年に2度目のセーブ王に輝くと、今季は59試合登板、2勝3敗39セーブ、防御率1.57の好成績を残し、2年連続でタイトルを手にした。
今オフは早々に海外FA権の行使を表明。国内移籍の選択肢も残されているが、メジャー球団からも注目されており、海を渡る可能性が高いだろう。