FA補強の“目玉選手”に…プロ野球、複数球団の争奪戦となったFA戦士6人。移籍後の活躍は?
2024/10/29
産経新聞社
中田賢一
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/84kg
・生年月日:1982年5月11日
・経歴:福岡・八幡高 – 北九州市立大
・ドラフト:2004年ドラフト2巡目
FA宣言時は補償が不要なCランクかつ実績のある先発投手ということもあり、複数球団の争奪戦になった中田賢一。FA移籍初年度には2桁勝利を挙げるなど、期待に応える活躍を見せた。
2004年ドラフト2巡目で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りし、8勝をマーク。
2007年には28試合(170回1/3)を投げ14勝8敗、防御率3.59の好成績を残すと、翌2008年も7勝を挙げるなど、その後も先発投手として活躍を続けた。
2013年は中継ぎに配置転換となったが、40試合登板で4勝6敗15ホールド、防御率3.40とまずまずの数字を記録。同年オフに国内FA権を行使すると、複数球団(ソフトバンク、阪神、ヤクルト)が獲得に乗り出し、争奪戦の末、福岡ソフトバンクホークスへ移籍した。
移籍初年度から先発の一角を担い、2桁11勝をマーク。翌2015年も9勝を挙げるなど、移籍後も変わらぬ存在感を放った。