大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



FA補強の“目玉選手”に…プロ野球、複数球団の争奪戦となったFA戦士6人。移籍後の活躍は?

2024/10/29

text By

photo

産経新聞社



森友哉

オリックス・森友哉
・投打:右投左打
・身長/体重:170cm/85kg
・生年月日:1995年8月8日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 球界屈指の“打てる捕手”森友哉も、FA宣言時に争奪戦となった1人だ。
 
 大阪桐蔭高から2013年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団。高卒1年目から一軍で結果を残すと、翌2015年にはレギュラーを奪取。同年は指名打者(DH)と外野のポジションで起用され、打率.287、17本塁打、68打点と早くもプロの舞台で躍動した。
 

 
 その後も順調にステップアップし、2018年からは正捕手格となった。翌2019年には打率.329、23本塁打、105打点と傑出した数字をマーク。捕手としてNPB史上4人目となる首位打者に輝き、最優秀選手(MVP)も受賞した。
 
 攻守の要として活躍を続けた森は、2022年オフにFA権を行使。同年は故障もあって102試合出場、打率.251(規定未満)、8本塁打とやや寂しい成績だったが、これまでの実績が高く買われ、複数球団が獲得に乗り出した。
 
 大争奪戦の末、自身の地元に本拠地を置くオリックス・バファローズへ移籍を決断した。
 
 移籍初年度は故障離脱もあったが、打率.294、18本塁打、64打点と高水準の数字で、リーグ優勝に大きく貢献。捕手だけでなく指名打者(DH)、2016年以来となる外野守備にも挑戦するなど、新天地で起用の幅を広げた。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!