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対戦カード一巡、順調に滑り出したチーム、つまずいたチーム。昨年同時期とペナントレースの勢力図を比較する【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は開幕から対戦が一巡し、昨年の同時期の成績と比較してみた。

2016/04/12

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 開幕から2週間、セ・パ両リーグでは対戦が一巡した。昨年の同時期と成績を比較してみよう。
 2015年4月12日(日)と今年の4月10日(日)の終了時点での成績の比較。
 まずはパリーグ、チーム成績からだ。

パ成績

 昨年は大谷翔平の活躍もあって日本ハムが勝ち越し7と好調。これを西武、ロッテが追う図式。オフに大補強をしたオリックスが極端な不振だった。
 今年は楽天とロッテ、西武が好調。昨年同様、オリックスが出遅れている。
 圧倒的な戦力で、前評判では本命とされたソフトバンクは2年続けてやや足踏みしている。

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