大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



球団との”対立”か…自費キャンプを選んだ大物6人。契約更改が長期化した歴代選手たち

2024/01/26

text By

photo

産経新聞社



川上憲伸

中日ドラゴンズ・川上憲伸
出身:徳島県
投打:右投右打
身長/体重:179cm/90kg
生年月日:1975年6月22日
ドラフト:1997年ドラフト1位

 
 中日ドラゴンズのエースとして長らく活躍した川上憲伸も、自費キャンプを経験している。
 
 徳島商業高校から明治大学に進学し、リーグ戦通算28勝、3度のベストナインに輝くなど圧巻のピッチングを披露。その後、中日を逆指名してドラフト1位入団を果たした。
 

 
 プロでも大卒1年目から14勝6敗、防御率2.57をマークし、新人王を獲得する最高のスタートを切った。以降はチームのエースとして不動の地位を築いた。
 
 2004年は17勝を挙げて最多勝を戴冠。翌年も2桁勝利(11勝)には乗せたが、やや成績を落とした川上。その結果、球団からダウン提示を受けて交渉が長期化し、自費キャンプを経験。
 
 さらに、2007年オフには2度目の自費キャンプに突入し、翌年オフにメジャーリーグへ挑戦した。
 
 紆余曲折がありながら、最後は中日に復帰した川上。自身の要求をしっかりと伝える姿は、ファンの印象に強く残っているはずだ。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!