球団との”対立”か…自費キャンプを選んだ大物6人。契約更改が長期化した歴代選手たち
2024/01/26
産経新聞社
松中信彦
出身:熊本県
投打:左投左打
身長/体重:183cm/97kg
生年月日:1973年12月26日
ドラフト:1996年ドラフト2位
「平成唯一の三冠王」に輝いた松中信彦。プロ野球を代表する強打者は、自費キャンプを経て圧巻の数字を残した過去がある。
松中はアマチュア時代から打撃面を高く評価され、1996年のアトランタ五輪に出場。同年オフのドラフト会議で2位指名を受け、福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)に入団した。
1999年からレギュラーに定着すると、2003年は4番として打率.324、30本塁打、123打点をマークし、打点王のタイトルを獲得。チームの日本一に大きく貢献した。
しかし、同年オフの契約更改では金額面で折り合いがつかず、交渉はキャンプイン後の2月中旬まで続く事態に。
なんとか契約を交わすと、翌2004年に打率.358、44本塁打、120打点と圧巻の数字で三冠王を獲得。改めてその実力を示すこととなった。