FA動向に注目も…プロ野球、FA宣言残留を決断した6人。チームに残った歴代選手たち
2023/11/30
産経新聞社
三浦大輔
出身:奈良県
投打:右投右打
身長/体重:183cm/88kg
生年月日:1973年12月25日
ドラフト:1991年ドラフト6位
「ハマの番長」として、現在は横浜DeNAベイスターズの監督を務めている三浦大輔。FA宣言からの残留を表明した際は、大きな話題を集めた。
高田商業時代はエース、さらに4番を任される存在だった三浦。高校生の時点で注目を集めていたこともあり、1991年ドラフト6位で横浜から指名を受けプロ入りを果たした。
入団後はプロの壁に苦しんだが、1997年に初の2桁勝利(10勝)を達成。2005年は12勝・防御率2.52と奮闘し、最優秀防御率のタイトルにも輝くなど、エースの地位を築いていった。
2008年にFA権を行使すると、阪神タイガースが獲得に動くことを表明。関西出身という背景からも、阪神移籍の可能性が高いとされていたが、悩みに悩んで横浜に残留。
苦しい時期も過ごしながら、横浜で25年間プレーし続けた三浦は、プロ通算172勝を積み上げた。