他球団も垂涎!? セリーグの2023年現役ドラフト注目野手6人。主戦格の実力持つ目玉選手たち
2023/12/01
産経新聞社
広島:中村奨成
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
大会最多本塁打記録を更新するなど、甲子園を沸かせた中村奨成だが、プロ入り後は苦しんでいる。
広陵高では「3番・捕手」でチームを牽引し、3年夏の甲子園に出場。同大会で6本塁打を放つ活躍を見せ、準優勝に大きく貢献した。迎えたドラフト会議では2球団が競合し、地元・広島東洋カープへの入団が決まった。
プロ入り後はファームで実戦経験を積み、高卒3年目の2020年に一軍デビュー。翌2021年には外野にも挑戦し、39試合出場で打率.283、2本塁打と光るものを見せた。
しかし、その後は思うような活躍ができず低調なシーズンが続いた。今季はファームで打率.323の好成績を残したが、一軍では18試合の出場で打率.150と寂しい数字に。
来季にはプロ7年目を迎え、かつての甲子園のスターも苦境に立たされている。環境の変化によって飛躍を遂げる事例もあるだけに、現役ドラフトでの移籍も十分に考えられる。