チームによっては主力級? 阪神の2023年現役ドラフト注目選手6人。出場機会を求める選手たち
2023/12/06
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい阪神タイガースの選手を紹介する。
秋山拓巳
投打:右投左打
身長/体重:188cm/101kg
生年月日:1991年4月26日
経歴:西条高
ドラフト:2009年ドラフト4位
昨シーズンの不振から抜け出せず、今季はまさかの未勝利に終わった秋山拓巳。場合によっては、現役ドラフトの対象になるかもしれない。
西条高校からプロ入りした秋山は、ルーキーイヤーにいきなり4勝をマーク。阪神タイガースの新人としては24年ぶりとなる高卒新人の完封勝利も記録した。
翌年以降はファームでは圧巻の成績を残したが、1軍マウンドでは勝ち星を挙げられない苦しいシーズンが続いた。
迎えた2017年は、ついに先発ローテーションへ定着。25試合(159回1/3)を投げ12勝6敗、防御率2.99の好成績で、自身初となる規定投球回、2桁勝利をクリアした。
その後、2020年から2年連続2桁勝利。防御率2点台と安定した投球を続け、先発投手として実績を積み上げた。
しかし、昨季はわずか1勝に終わると、今季は0勝でシーズンを終えた。連覇を目指す一員として来季の戦力となれるのか、注目が集まる。