チームによっては主力級? 阪神の2023年現役ドラフト注目選手6人。出場機会を求める選手たち
2023/12/06
産経新聞社
片山雄哉
投打:右投左打
身長/体重:177cm/82kg
生年月日:1994年6月18日
経歴:刈谷工 – 至学館短大 – BC・福井
ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位
30歳を迎える片山雄哉も、現役ドラフトの候補として考えられる一人だ。
刈谷工業から至学館大学の短期大学部に進学。独立リーグの福井ミラクルエレファンツ入団後は打率3割を大きく超えただけでなく長打力も発揮し、阪神タイガースから育成1位指名を受けた。
入団直後から必死のアピールを続けると、プロ1年目の7月に早くも支配下契約を勝ち取った。
昨季は念願の1軍デビュー。しかし、2打席2三振と苦しみ、プロ初安打をうつことはできなかった。
今季はウエスタン・リーグで79試合に出場し、0本塁打ながら自身最高の打率.288を記録するなど奮起を見せたが、1軍昇格は叶わなかった。
阪神には梅野隆太郎と坂本誠志郎がレギュラー捕手として地位を確立しており、正捕手争いには食い込めていない状態だ。環境の変化により飛躍を遂げる可能性もあるだけに、現役ドラフトでの移籍も十分に考えられるだろう。
【了】