メジャー断念で…他球団移籍を決断したFA戦士5人。MLB入りを熱望していた歴代選手たち
2023/12/13
産経新聞社
相川亮二
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/86kg
・生年月日:1976年7月11日
・経歴:東京学館高
・ドラフト:1994年ドラフト5位
23年間の現役生活で2度のFA権を行使した相川亮二。1度目のFAではメジャー移籍を目指したが、獲得球団が現れず国内移籍となった。
1994年ドラフト5位で横浜ベイスターズに入団。1999年に一軍デビューを果たして徐々に出場機会を増やすと、2004年に正捕手へ定着。2007年には打率.302と打撃でも存在感を示した。
翌2008年は故障もあって101試合出場、打率.255(規定未満)、7本塁打と数字を落としたが、同年オフにメジャー挑戦を見据えて海外FA権を行使。しかし、メジャー球団からの獲得オファーはなく、東京ヤクルトスワローズへ移籍となった。
新天地でも正捕手を担い、2010年には打率.293、11本塁打、65打点の好記録をマーク。その後は中村悠平の台頭もあって出場機会を減らすと、2014年オフに2度目のFA権を行使。2015年から読売ジャイアンツに加入した。
巨人では主に控え捕手としてバックアップの役割を担った。チーム最年長捕手としてチームを支え、2017年限りでユニフォームを脱いだ。
【了】