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投球数制限ルールも寄与した? 現地メディアが伝える「侍ジャパン継投ノーヒッター」【豊浦彰太郎のMLB on the Web!】

侍ジャパンが4人の継投でノーヒッターを達成。日米野球史上4度目で日本代表では初だった。5回完全の則本にはMLBファレル監督も脱帽。アメリカメディアは則本の投球と、菊池の守備を絶賛している。

2014/11/16

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ファレル監督も則本を絶賛

15日の日米野球第3戦で侍ジャパンが4投手によるノーヒットノーランを達成した。
中でも傑出していたのは5回6奪三振の先発の則本昂大(楽天)だ。
 
MLB.comのジョーイ・ノワク記者はこう報じている。
 
Japan starter Takahiro Norimoto led the way on Saturday, tossing five perfect innings. Samurai Japan gave him the victory with a pair of two-run homers off Royals right-hander Jeremy Guthrie.
Norimoto, 23, struck out six. Japanese manager Hiroki Kokubo chose to pull him from the game after five innings despite having 20 pitches remaining before reaching the 80-pitch limit for the series.
日本の先発・則本昂大は土曜日の試合で主導権を握り続け、5回をパーフェクトに抑えた。侍ジャパンはロイヤルズの右腕投手ジェレミー・ガスリーに2本の2ラン本塁打を浴びせ、則本に勝利をプレゼントした。
23歳の則本は6三振を奪った。日本代表監督の小久保裕紀は5回終了時点で彼を降板させた。このシリーズの投球数制限である80球に、まだ20球も残していたにもかかわらず。

 
共同通信によると、則本にはMLB監督のジョン・ファレルも脱帽していたようだ。
 
“Norimoto was outstanding. he was very efficient. He has a powerful fastball and very good late action to go with his split, his slider and cutter.
「則本は際立っている。とても有効な投手だ。速球は威力があるし、素晴らしいレイトアクションのスプリッター、スライダー、カッターがある」
 
「レイトアクション」とは「レイトムーブ」とも呼ばれ、変化球が打者に近付いてから変化することで、メジャーではとても大切なこととされている。仮に変化が大きくても早い段階で曲がり始めると、打者はそれに対応する余裕を持てるからだ。

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