46年ぶりの300奪三振の可能性も。則本昂大の驚異的な“奪三振率”
2016年、楽天のエース・則本がすさまじいペースで三振の山を築いている。このままいくと、300奪三振の可能性も出てきた。
2016/04/15
ハイペースで三振を奪っている則本
しかし、2016年。則本昂大のSO9はすさまじい数字になっている。
現時点の2015年のSO9三傑だ。
1. 則本昂大(楽)13.30 23回 34奪三振
2. 和田 毅(SB)10.42 19回 22奪三振
3. 大谷翔平(日)9.86 21回 23奪三振
規定投球回数以上でのSO9の歴代1位は、石井一久がヤクルト時代の1998年に記録した11.05(196.1回 241奪三振)。今年の則本はこの数字を大きく上回っている。
このペースで200回を投げれば、なんと奪三振数は296個にもなる。
先発投手のローテーションが確立される前は、300奪三振は珍しくなかった。1968年の江夏豊の401奪三振を筆頭に18人が記録している。
それが1990年以降になると、90年、91年に野茂英雄が連続でマークした287個が最高。則本昂大はこれを25年ぶりに破る可能性が出てきた。300奪三振を記録すれば、実に46年ぶりだ。
奪三振を狙う投球は球数が多くなるし、肩、ひじへの負担が気になるが、則本昂大の今後の投球から目が離せない。
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