球界に驚き…FA人的補償で移籍した大物6人。まさかの他球団流出となった一流選手たち
2024/02/05
産経新聞社
長野久義
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1984年12月6日
・経歴:筑陽学園高 – 日本大 – ホンダ
・ドラフト:2009年ドラフト1位
2度の入団拒否を経て、読売ジャイアンツへの入団を叶えた長野久義だが、人的補償による移籍を経験した。
2006年、2008年にドラフト指名を受けるも、巨人入りを熱望してこれを拒否。2009年ドラフト1位でついに巨人への入団を叶えた。
すると、ルーキーイヤーから128試合に出場し、打率.288、19本塁打、52打点をマーク。新人王を獲得するなど、即戦力としての期待に応えた。
さらに、翌2012年には首位打者(.316)、2013年は最多安打(173安打)に輝くなど、巨人の主力打者として多くの実績を残した。
2018年はプロ入り後初めて規定打席を逃したものの、116試合出場で打率.290、13本塁打の好成績。まだまだ活躍が期待されたが、同年オフに丸佳浩のFA移籍に伴う人的補償で、広島東洋カープへの移籍が発表された。
広島では2020年には2桁本塁打をマークするも、徐々に出場機会が減少。2022年オフに無償トレードにより巨人への復帰が決まった。2023年は75試合の出場で打率.259、6本塁打と変わらぬ存在感を示している。