球界に驚き…FA人的補償で移籍した大物6人。まさかの他球団流出となった一流選手たち
2024/02/05
産経新聞社
馬原孝浩
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/80kg
・生年月日:1981年12月8日
・経歴:熊本市立高 – 九州共立大
・ドラフト:2003年ドラフト自由枠
最多セーブを獲得した実績を持つ馬原孝浩も、人的補償で移籍となった選手の1人だ。
2003年ドラフト自由枠で福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団。プロ2年目の2005年途中からクローザーに抜擢されると、同年は22セーブを挙げた。
2007年には54試合登板、2勝4敗38セーブ、防御率1.47の好成績を残し、最多セーブのタイトルを戴冠。その後も守護神として君臨し、チームを支えた。
しかし、2012年は右肩手術の影響で一軍登板なし。同年オフに寺原隼人のFA移籍に伴う人的補償で、オリックス・バファローズへの移籍が発表された。
移籍初年度は3試合の登板にとどまったが、翌2014年はセットアッパーとして55試合に登板し、33ホールドポイント(1勝32ホールド)、防御率3.55と復活のシーズンとなった。
ところが、2015年は9試合の登板で防御率7.56と精彩を欠き、同年限りで退団。そのまま現役引退を表明した。