まさに崖っぷち…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の投手6人。勝負をかける現役選手たち
2024/01/16
産経新聞社
佐々木千隼
投打:右投右打
身長/体重:181cm/83kg
生年月日:1994年6月8日
経歴:日野高 – 桜美林大
ドラフト:2016年ドラフト1位
現役ドラフトで横浜DeNAベイスターズへ移籍となった佐々木千隼。ここ数年は不本意な数字となっているだけに、2024年は心機一転のシーズンに挑む。
日野高校ではエース兼主砲として、投打で高い能力を発揮。桜美林大学では投手に専念すると、リーグ戦で53イニング連続無失点を記録するなど、圧倒的な投球を披露した。
ドラフト会議では、外れ1位で5球団が競合。抽選の結果、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから主に先発として15試合(85回1/3)を投げ、4勝7敗、防御率4.22とまずまずの成績を残したが、翌年以降は不振やけがの影響もあり、結果を残せないシーズンが続いた。
それでも、2021年はロングリリーフとして開幕から一軍の戦力となると、後半には勝ちパターンの一角として躍動。同年は54試合登板で8勝1敗26ホールド、防御率1.26の好成績を残した。
しかし、翌年以降は再び苦しみ、2023年も2試合の登板にとどまると、現役ドラフトでDeNAへの移籍が決まった。もう一度輝きを取り戻すことが出来るか、2024年は勝負のシーズンになるだろう。