まさに崖っぷち…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の投手6人。勝負をかける現役選手たち
2024/01/16
産経新聞社
黒原拓未
投打:左投左打
身長/体重:173cm/73kg
生年月日:1999年11月29日
経歴:智弁和歌山高 – 関西学院大
ドラフト:2021年ドラフト1位
ファームでは申し分ない成績を残した黒原拓未。2024年こそ一軍のマウンドで躍動したいところだ。
智弁和歌山高校では3年夏に甲子園のマウンドに上がると、卒業後は関西学院大学に進学。4年春に最優秀選手を含むタイトル3冠を獲得し、ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。
2022年は開幕一軍を掴むと、プロ初登板で無失点デビューを飾ったが、その後はプロの壁に苦しみ、12試合登板で防御率6.52という結果に終わった。
飛躍が期待された2023年は、一軍で3試合に先発するも勝ち星を挙げられず。最終的に5試合の登板にとどまり、防御率10.66と低迷した。
一方で、二軍では主に先発として6勝1敗、防御率2.58の好成績を残している。一軍マウンドでも同様のパフォーマンスが発揮できれば、広島投手陣の大きな戦力となるだろう。