“宝の山”…オリックス、プロテクトリスト当落線上の注目選手6人。西川龍馬の人的補償は?
2024/01/04
産経新聞社
来田涼斗
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:2002年10月16日
・経歴:明石商
・ドラフト:2020年ドラフト3位
高校時代から大きな注目を集め、身体能力の高さが光る来田涼斗。若手有望株だが、プロテクトの当落線上に位置する選手の1人だ。
明石商時代には1年夏から甲子園に出場。2年時にはリードオフマンとして打線を牽引し、春夏連続で甲子園4強入りに貢献した。迎えたドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受けプロ入り。
ルーキーイヤーはファームで開幕を迎えたが、夏場に一軍昇格を果たすと、プロ初打席で初本塁打を放つ鮮烈なデビューを飾った。同年は一軍で23試合に出場し、打率.211、2本塁打を記録した。
しかし、翌2022年は二軍ではチーム最多の7本塁打を放ったが、一軍では10試合の出場に。2023年もわずか4試合の出場にとどまり、ノーヒットに終わった。一方、ファームでは84試合出場、打率.271、3本塁打とまずまずの数字を残した。
将来が期待される逸材だが、充実した戦力を誇るチームゆえ、プロテクトから漏れる可能性も否定できない。
【了】