“宝の山”…ソフトバンク、プロテクトリスト当落線上の注目選手6人。山川穂高の人的補償は?
2024/01/06
産経新聞社
武田翔太
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/90kg
・生年月日:1993年4月3日
・経歴:宮崎日大高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
2桁勝利2回の実績を持つ武田翔太だが、近年は苦しいシーズンが続いており、プロテクトから外れる可能性も否定できない。
2011年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、同年は11試合の登板で8勝1敗、防御率1.07と高卒新人らしからぬ好成績を残した。
2015年には初の2桁13勝を挙げると、翌2016年には27試合(183回)を投げ、14勝8敗、防御率2.95とキャリアハイの数字を記録した。
しかし、翌年以降は故障もあって成績が急降下。2019年以降は中継ぎでも登板しているが、不安定な投球が目立っている。2023年も29試合登板で1勝2敗2ホールド、防御率3.91とやや物足りない数字となった。
近年は先発、中継ぎ共に思うような結果を残せずにいる。30歳を超えて中堅に差し掛かっているだけに、2024年は正念場のシーズンとなりそうだ。