大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



FA待たずメジャーリーグ入り志願も…ポスティングシステムでのMLB移籍が叶わなかった選手6人

2024/08/07

text By

photo

産経新聞社



西川遥輝

日本ハム・西川遥輝
投打:右投左打
身長/体重:181cm/79kg
生年月日:1992年4月16日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2010年ドラフト2位
 
 2024年からは東京ヤクルトスワローズでプレーしている西川遥輝も、過去にポスティングシステムでのメジャー移籍を試みた選手だ。
 
 智弁和歌山高校で1年夏からベンチ入りを果たし、夏の甲子園には3年連続出場。故障もありながら活躍を続け、ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団した。
 

 
 高卒2年目から頭角を現し始めると、2014年に43盗塁をマークして盗塁王を獲得。その後は打撃面でも実力を見せつけ、リードオフマンとして活躍した。
 
 2020年には打率.306、42盗塁の成績を残し、同年オフにポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明。しかし、コロナ禍の影響を受けたこともあり、移籍を断念した。
 
 すると、翌2021年は不振に陥ってノンテンダーFAとなり、東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。しかし、楽天でも輝きを取り戻すことはできなかった。
 
 2023年オフには戦力外通告を受け、今季からヤクルトの一員に。低迷するチームではあるが、すでに欠かせない存在となっている。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!