次世代スターは誰だ! セリーグの若手有望株野手6人。ブレイク期待のプロスペクトたち
2024/01/24
産経新聞社
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プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるセントラル・リーグの野手を各球団から紹介する。
前川右京(阪神)
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/86kg
・生年月日:2003年5月18日
・経歴:智弁学園高
・ドラフト:2021年ドラフト4位
2023年に飛躍の足掛かりを掴んだ前川右京。高卒3年目での大ブレイクが期待される。
名門・智弁学園高で1年夏から4番打者に抜擢された前川。3年夏の甲子園では打率.455、2本塁打の活躍で準優勝の原動力に。迎えたドラフト会議で阪神タイガースから4位指名を受け、プロ入りを果たした。
ルーキーイヤーは度重なる故障でファームでも21試合の出場にとどまり、打率.250、3本塁打、7打点の成績に。それでも2023年は、開幕からファームで好成績を残して5月末に一軍デビューを飾った。
同年は一軍でも33試合に出場し、打率.255、7打点を記録。得点圏打率は.409と印象的な活躍を見せた。8月以降は二軍調整となったが、ファームでは39試合出場で打率.320、2本塁打、17打点と優秀な数字を残すなど、順調なステップアップを見せた。
2024年は森下翔太やシェルドン・ノイジーらを脅かし、レギュラー奪取を目指すシーズンとなりそうだ。